2026.10.15

Studio新基盤への切り替え代行を開始!2027年1月末までの対応を推奨

ペンギンジャンプは、Studio公開サイト基盤切り替え代行メニューの提供を開始しました。

Studioでは2026年6月11日に「公開サイト基盤」が刷新されましたが、旧基盤で運用中のサイトは自動では新基盤に切り替わらないため、手動での対応が必要です。

ただし、サイトの作りによっては、新基盤へ切り替えると表示崩れやアニメーションの停止が起きる可能性があります。

切り替え後に万が一問題が起きた場合、旧基盤へ戻せる期間は2027年1月末までの予定です。
旧基盤と新基盤の表示を見比べながら調整できる今のうちに、切り替え対応を進めることをおすすめします。

(出典:Studio公式リリース)

Studio新基盤へ切り替える主なメリット

今回の刷新により、Studioのサイト表示の仕組みが変わりました。
新基盤への移行は、ページ表示速度の改善や検索順位の向上、AIツールからの流入増加などが期待できます。

AIツールや検索エンジンへ、自社の情報が伝わりやすくなる

旧基盤では、閲覧者のブラウザ側でページを組み立てる「SPA(シングルページアプリケーション)」を採用していたため、一部のツールでコンテンツの読み込みが難しいケースがありました。

一方、新基盤ではサーバー側で完成したページを届ける「MPA(マルチページアプリケーション)」が採用されています。

これにより、検索エンジンはもちろん、旧基盤では読み込みが難しかった「NotebookLM」などのAIツールでもサイト内容を読み取ることができます。

表示速度が速くなり、検索順位の向上や離脱防止につながる

新基盤では、主要なページをあらかじめ生成して保存しておく「キャッシュ」の仕組みにより、はじめてアクセスした人にも素早くページを表示できます。

実際、Studioの公式検証では、モバイル環境でのパフォーマンススコアが大きく向上しました。

表示速度は、検索順位の向上やユーザーの離脱防止にもつながります。
新基盤を適用したStudioの公式サイトでは、平均検索順位が40位から25位に上昇し、検索やAIツールからの流入数も増加したと報告されています。

(出典:Studio公式リリース)

GA4・GTMでのコンバージョン設定がしやすくなる

旧基盤(SPA)では、ページ移動時にリロード(画面全体の読み込み)が発生せず、一部の表示だけを入れ替えて、仮想的にページが切り替わったように見せていました。

そのため、ページを移動してもGoogleタグマネージャー(GTM)の「ページビュー」トリガーが発火しませんでした。
例えば、お問い合わせ完了ページ(サンクスページ)の表示をトリガーとするコンバージョン計測をしたい場合、SPA向けの特別な設定が必要でした。

一方、新基盤(MPA)では、ページ移動のたびにリロードが発生します。
SPA向けの特別な設定が不要となり、Googleアナリティクス4(GA4)やGoogleタグマネージャー(GTM)でのコンバージョン設定方法がシンプルになりました。

なお、旧基盤向けのコンバージョン設定をしている場合、新基盤への切り替え後、計測に影響が出る可能性があります。

切り替え後はテスト送信を行い、コンバージョンが正しく記録されているか確認すると安心です。
これを機に、一般的な設定方法へ整理し直すのもおすすめです。

新サービス「Studio.Drop」や新機能を利用できる

2026年9月には、AIとの対話でWebサイトを編集・運用できる新サービス「Studio.Drop」が発表されました。

「Studio.Drop」は、URLを入力するだけで既存のサイトをそのまま取り込める「URL Import」機能も備えています。
ただし、旧基盤のサイトはこのインポートに対応しておらず、先に新基盤への切り替えが必要です。

このように、今後追加される新サービスや新機能の一部は、新基盤でのみ利用できると案内されています。
Studioの新しい機能をいち早く活用したい方にとって、新基盤への切り替えは欠かせない準備といえます。

(出典:Studio.Dropの発表 / Studio.Drop公式X / Studio公式リリース)

旧基盤でもサイト公開は継続、2027年1月末は「安全に検証できる期限」

旧基盤のままでもサイトは公開され続けますが、自動で新基盤へ切り替わることはありません。

新基盤への移行はいつでも行えるものの、「切り替えて、万が一不具合があれば旧基盤に戻して調整する」という安全な検証ができるのは、2027年1月末までです。

それ以降は「旧基盤へ戻す機能」や「サポート窓口」が終了するほか、旧基盤のまま更新を続けると不具合・表示崩れが起きるリスクもあるため、早めの切り替えをおすすめします。

Studio新基盤への切り替え手順

スムーズに切り替えるために、次のステップで進めるのがおすすめです。

1.基盤切り替え前に、サイトの表示・設定を記録しておく

まず、切り替え後に影響が出そうな箇所をあらかじめ確認します。
切り替え前のサイトの画面や動きを、別プロジェクトやスクリーンショットで記録しておくと安心です。

アクセス数が多い・広告に使用しているなど重要なサイトは、テスト用プロジェクトで事前に動作を検証しておくのもおすすめです。

2.影響の少ない時間帯に基盤を切り替える

公開中のサイトでは、閲覧数が少ない時間帯を選んで切り替えると安心です。
広告に使用しているサイトの場合は、一時的に広告配信を停止しておく対応も有効です。

切り替えは、Studioのダッシュボードで[設定]→[一般]→[公開サイト基盤]から新基盤を選んで保存し、サイトを更新します。
詳しい手順は、Studio公式ヘルプをご確認ください。

3.公開サイトで全ページの表示・挙動を確認する

公開サイトのURLで、全ページの表示やリンク・アニメーションなどの挙動を確認します。
PC・スマホなどの異なる画面サイズや、主要ブラウザでの表示崩れも全てチェックします。

フォームは実際にテスト送信を行い、通知メールの受信や成果計測の記録まで確かめます。

4.不具合があれば、旧基盤に戻して修正・再確認する

不具合があった場合、2027年1月末までは旧基盤に戻して実装を修正し、もう一度切り替えて確認できます。問題が起きなくなるまで、この作業を繰り返します。

基盤切り替え前に確認したい、影響が出やすい箇所

Studio公式情報(出典:Studio公式ヘルプ)と、実際に当社で切り替え作業を行った経験をもとに、影響が出やすい箇所をまとめました。

該当すると必ず不具合が起きるわけではありませんが、切り替え前の確認を進める際にご活用ください。

ロゴ・画像が流れつづける無限ループのスライダーがある

ロゴ・画像が流れつづける表現をはじめとする、無限ループのスライダー・カルーセルを設定している場合、動きが止まったり表示が乱れたりすることがあります。

過去にJavaScript(カスタムコード)を用いて実装されている場合に多く見られ、コードの調整またはStudio標準のループ機能への置き換えで解消できます。

外部フォーム・ページの埋め込みやカスタムコードを使用している

Embed(埋め込み)ボックスを使った外部フォーム・ページの埋め込み、カスタムコードを使っている場合は注意が必要です。

旧基盤のページ遷移の仕組みに合わせて作られた実装は、新基盤では挙動が変わることがあります。

広告やお問い合わせの成果を計測している

Googleタグマネージャー(GTM)やカスタムコードで独自にコンバージョン計測している場合、旧基盤向けの設定が不要になったり、二重計測の原因になったりすることがあります。

切り替え後はテスト送信を行い、イベントやコンバージョンが正しく記録されているかを確認しましょう。

絞り込み検索機能(動的CMSやフィルター)がある

絞り込むとURLの末尾に「?category=xxxx」のような条件(パラメータ)が付く絞り込み検索機能を使っている場合、絞り込むたびにページ全体が再読み込みされます。

この機能をトグル(「アコーディオン」とも呼ばれるクリックで開閉する部分)の中に配置していると、開閉状態やスクロール位置が毎回リセットされます。

絞り込みの結果自体は正しく表示されますが、気になる場合は、絞り込み機能をトグルの外に配置するなどの調整を行いましょう。

「ページ上部へ戻る」などのページ内リンクがある

画面の特定位置に固定したボックスの中にアンカーリンク(ページ内の指定位置へ移動するリンク)を置いている場合、新基盤ではリンクが動作しません。
「ページ上部へ戻る」ボタンでよく見られる設定です。

該当する場合は、アンカーリンク用のIDを、Baseボックスなどの固定配置していない要素へ付け替えるか、リンク設定を「#top」に変更するなどの修正が必要です。

API連携で外部ツールの情報をサイトに表示している

ブログや商品情報など、外部ツールで管理している情報を、Studioの旧「API連携(Beta)」で取り込んで表示している場合、新基盤ではそのデータがページに表示されません。

当てはまる場合は、切り替え前に正式版の「Data Connect API」への移行が必要です。

サイト設定のTitleやOGP画像を設定していない

サイト設定のTitleとOGP画像(SNSでシェアした際に表示されるサムネイル画像)が設定されているかを確認しましょう。

旧基盤では、未設定でもプロジェクト設定のプロジェクト名やカバー画像を代わりに表示してくれていましたが、新基盤では空欄のまま表示されてしまいます。

設定後は、SNSでシェアしたときのプレビュー表示も確認しましょう。

「自社での切り替え・確認が難しそう」と感じた方へ

Studio新基盤への切り替え代行メニューのご案内

ここまでご覧いただき、
「自社で対応するのは難しそう」
「どう実装されているか分からない」
と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

そこでペンギンジャンプは、Studio新基盤への切り替え代行メニューをご用意しました。

事前確認から切り替え・事後確認までを、Studioでの制作実績が豊富な当社のチームが一括で代行いたします。

メニューの概要

メニュー名:
Studio公開サイト基盤切り替え代行

料金:
4万円(税別)〜
※まずはサイトの状態を拝見したうえで、対応可否と正確な金額をご案内いたします。
※GA4/GTMの設定変更をご希望の場合は、アカウントを拝見したうえで別途お見積もりします。

メニューの内容:
・基盤切り替え前の事前確認
・新基盤への切り替え作業
・切り替え後の表示・動作確認

お問い合わせの際は「対象サイトのURL」と「気になっている点」をお知らせいただくとスムーズです。
現在の基盤や具体的な実装方法が分からなくても問題ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。

Studio新基盤への切り替え代行について相談する

修正範囲が大きい場合は、サイトリニューアルも選択肢に

サイトの状態を拝見した結果、過去のカスタムコードなど古い実装が多く、修正に大きな工数がかかる場合があります。

また、「情報が古くなっている」「更新しにくい」「お問い合わせにつながりにくい」など、日頃から気になっていることがあれば、この機会に一緒に見直すことも可能です。

必要に応じてリニューアルのご提案もできますので、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

Studio新基盤への切り替え・リニューアルについて相談する